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飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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対中投資に危険信号!

中国への投資は危ない。経済成長を誇るといっても、所詮は計画的な経済によって人為的に作られている成長である。中国政府の政策いかんでは、成長路線を見直すかもしれないし、そのときに投資で一切を中国に依存していたら日本の経済は混乱しかねない。また、日本の対中投資には時限爆弾がある。

昔、天安門事件への対応で中国政府は国際的に孤立し、改革解放路線を始めようとしていたところで頓挫状態に陥った。そこに手を差し伸べた国があった。日本である。そのおかげで改革解放による外資の導入のスタートを切ることが出来、今のように世界的にこの路線が認められ利用されるようになった。ところで、天安門事件の関係者だった若者達は当時アメリカなどに亡命した。そして、そこで就学の機会を与えられるなどして、欧米方式の社会運営や会社経営のスキルを身につけた。当時亡命した人々の大半は帰国を許され、現在は政財界の中枢で欠かせない要因となり、成長する中国を支えている。当たり前だが、そのような境遇を持つ彼らは当時の日本の対応を良く思っていない。現在のところ天安門事件に関わった政府上層部の人達は存命だからなんとも無いが、彼らの全員が死んだとき、かつての文化大革命への批判の時と同じように批判が自由に出来るようになる。そこで当時の日本の対応が批判対象になり、なんらかのペナルティが課される可能性がある。

従って、対中投資に利点があるの時期は間もなく終わり、勘のいい勢力はバブルの頃の日本と同じように好調が終わるリスクに怯え、投資の手をひく時期を伺うようになるだろう。そして、一斉に手を引く。手を引かなかった人達は大損して混乱する、ということがバブルの終焉のように繰り返されると推察されるのである。

中国でお金儲け、などとアメリカンドリームの如きことがにをするよりも周辺の地域で投資にふさわしい地域を見つけたほうが良いのかもしれない。インド、極東ロシア、東南アジア、人権も法律も無い人治国家の中国よりは余程企業は政府の顔色を伺わなくて済み経営に苦慮しなくていいと思うのだが。

(C)2007

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