はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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言いなりは友好に非ず、対峙は平和に非ず

昨今のアジア情勢を反映して、政権が交代するたびに「謝罪外交」をするのか否かが一つの注目を集めるまでになっている。そして、中韓が力づくでも「謝罪外交」をするように、様々な形でわが国に圧力をかけてきていることも毎回注目されている。そして、中韓の主張に都合の悪い世論や歴史的事実が盛り上がってくると、朝日新聞が何処の国の新聞かと思いたくなるぐらいの論調と、感情的な罵倒、主観的で偏向した報道を繰り広げて、半ばごね得を通そうとしているのも恒例行事である。

さて、いつも思うことだが、謝罪外交は本当に妥当なものなのだろうか。

中韓は寛大な心で以って日本に賠償金を請求しなかったというが、戦後円借款や開発援助といった形でかなりの額の金品が日本から中国韓国に渡った。また、終戦の段階で当時日本が権益を持っていたアジアの各地には日本企業の工場、建物、鉱山等が残されていた。これらを日本は何の保証も受けずに明け渡した。中国に関しては、沿岸部から山奥へと日本軍が蒋介石の軍を退却させたので、戦後、その空白地帯に共産党が入り込み、政権を樹立して現在に至っている。朝鮮半島は、日本の一部になったというだけで様々な恩恵を受けただけでなく、これまで蔑まれてきた民族が日本の傘の下で実際の国力に見合わない大きな顔ができるようになったという指摘はすでにあちこちでし尽くされている。

軍事力がものを言う時代に、力の無い地域が植民地になるのは仕方が無いことで、歴史を見れば日本だけが悪いとは言えない。日本を批判するならば、それと同等の強さで植民地のシステムを考案した西洋も批判して、その動向を圧力をかけて牽制するべきだろう。しかも、日本は当時はもちろん、つい最近までですら、その国土自体が発展途上だったのに、植民地に本土顔負けの社会資本を整備し、近代的な政治体制の導入の手助け、教育制度による現地民族内の言語の統一などをはかっている。これは、現地の住民に宗主国と同等の権利を与えたうえで統治したと言っても過言ではない。欧米的な植民地支配をもくろむのであれば、無知につけこんで搾取を続ければよいのである。

つまり、日本の「植民地支配」は欧米のそれと同等のマイナスな意味合いで扱うことのできない、別次元のものであるといえる。日本の当時の政策はたえず再評価の機運が高まる運命にあるといえる。中韓が恐れるのは、それによって自分たちの政権への批判と日本統治への回帰を願う声が自国内に高まることであり、殊更に日本の過去をあげつらって批判したり、日本を根本から否定するような偏向教育を急ぐのは、自分たちが好き放題を重ねて作ってきた出来の悪い政権の崩壊を利権に与る人達が恐れているからではないのだろうか。また、戦争犯罪なるものについても、自国のプロパガンダのために捏造した「日本の侵略行為」ばかりであり、日本側の専門家も参加する公的な真相究明の場を持とうと持ちかけると、なぜか中韓は拒絶するか回答をしないという形で今に至っているのである。最近では強制連行や従軍慰安婦は、あの朝日新聞ですらも積極的には扱わないようになってきた。

私たちが信じ込まされていることには、何やら中韓の意図が見え隠れするのである。社会党政権に今後の利権のための足がかりとなる「村山談話」という既成事実を作らせて、それだけでも大きな収穫なのだが、あわよくば、そこからマッチポンプ的に恒久的に日本の足を引っ張り、たかり尽くそうと考えているのだろう。

そのような風潮に立ち向かうために理解すべきことは、国際社会は未だに、中世の決闘の如く血を血で洗う熾烈な争いが繰り広げられている野蛮な場であり続けているということである。そのような社会で生きていくために必要な事は、「自分は何処の何者なのか」という意識を明確なものとして持つことである。その意識は己の拠って立つところとなり、己を守る手段ともなる。相手の主張に全面的に合わせて、それで調和が実現した、万事が円満に解決とはならないということである。そのような外交を続けることは表面的には平和を実現したかのように見えても、本質的な面では絶えず紛争の要因を抱えて、決して世界を平和にしない。たとえ戦火を交えても構わない。日本国としての主張をするべきである。

裏返せば、特定の国を内部から破壊したいと思う勢力は、このような意識を国民が持つことを極端に警戒するだろう。

そこで、外見での平和を尊重させて、相手の国の言いなりになってでも戦争反対と言う。はたまた、地球の全民族が自分たちの宗教の信者になれば、つまり自文化をみんなで捨てて一つの主義主張で世界を統一すれば、世界は調和の時代に向かうなどという奇っ怪な思想を標榜したりする。あるいは、歴史を捏造して日本の悪を責め立てる。その捏造に無理が生じると、新たな捏造を仕掛け、日本から利権を吸い取る糧とする。このような輩が暗躍して、日本人に自国の確たる歴史や信念、自立性を与えないように卑劣な手を尽くす。そして将来的には、どちらかの国が破綻するまで日本への脅迫を続ける。

つまり、私たちが警戒すべきは、この種の問題について妙に聞こえのいいこと、分かりやすいこと、感情に訴えかけること、そういった中身の無い事どもを連呼する連中には気をつけましょうということではないだろうか。

(C)2006

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