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「創価学会の電磁波犯罪」なる言いがかり

瀬戸博幸が創価学会批判活動をする中で、かなり怪しい連中を仲間として取り込んだ。創価学会と反目する宗教団体である本山の信者団体もそうだが、ひときわ異彩を放っているのが創価学会によって電磁波犯罪の被害を受けていると称する連中である。

電磁波犯罪とは、創価学会が電磁波によって人間の思考を盗聴したり、情報を送り込むデバイスを開発して使用しているというものである。この特殊デバイスは、創価学会が集団ストーカーと呼ばれる手法で通常では考えられない数の人員を投入して特定の一般市民を執拗にストーキングしているという主張とセットで現れることが多い。

思考盗聴とはかなりなオーバーテクノロジーである。

脳や神経系が活動している機序を考えると、神経で起こっている情報伝達をイメージングしたり測定する方法は限られている。神経が興奮して、神経終末のチャネルからイオンが出入りする際の電位の変化やイオンの分布、軸索上の電流くらいしか測定できるものは無い。この中で思考を捉えるとなると、末梢の臓器や手足を動かす神経を見ても意味は無いから脳内の神経の情報を捉えることになる。脳は頭蓋骨で覆われているので、直接的な到達と計測は困難である。さらに、記憶の維持のために絶えず脳内では情報の伝達や整理のために「思考」が同時に複数伝達されていると考えられる。

従って、電磁波犯罪を主張するもののとおりの道具があるのだとすると、頭蓋骨下にある脳神経の情報を本人に接触しないで補足でき、なおかつ複数の情報のなかでどれが現在本人がメインで考えている「思考」の情報であるかを判別する機構が必要である。さらに、これを送り込むためにこれまた非接触で本人の脳内に神経の伝達と同じシグナルを送ることができ、かつそれが脳の思考に関わる部位にピンポイントで入射しなければならないということになる。

さらに、電磁波なるものはその辺に普通に飛び交っているので、それらと混信しないで情報を送受信しなけらばならない。脳が発するシグナルの強度は携帯電話に比べれば微弱なものと考えられ、発信する際に増幅をすることなく受信することは困難と見られる。さらには、周囲の他人の脳波と区別する方法は何だろうか。

電磁波犯罪なる主張を見ていく際に技術的に以上のような疑問が生じてくる。

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