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飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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佐賀県のタブレット強制購入に思う

佐賀県教育委員会が県立高校の全生徒に対して情報教育の名目でwindows8タブレットを強制購入させようとしている。価格は5万円で、経済的に支払いが困難な家庭に対する補助などは無いという。これでタブレットを購入するお金がないので県立高校に進学できず、かといって私立に進学するお金も無いので高校には進学しないタブレット難民が佐賀県では多数発生しそうである。

もともと、佐賀県というところは最終学歴が旧制中学の県知事が長らく権力を持っていた時期があり、その時期に知事の気に入るような地元出身の低学歴集団を大量採用して周囲をイエスマンで固めたという悪評すらあるところであり、そのような歴史を知っている人たちからすれば、他県では無くても済むようなタブレットのために人生を中卒で棒に振るというのはいかにも佐賀県らしい話題だと思うことだろう。

さて、なぜ特定の会社の製品を強制購入なのだろうか、貸与じゃだめなのだろうか。しかし、特定の企業の製品に合わせないと教育のためのシステムに接続して利用するという一斉授業特有の要求が満たせない。購入にこだわるのは貸与でも購入と同等の費用が掛かるうえに利用者のアカウントなどの個人情報管理の問題を学校側で抱えるのが嫌だからというのもあるだろう。また、性能が年々向上する機材のために頻繁に共通設備を買い替えるよりも生徒側のPCが年々性能向上したほうが都合がいい。

どうせ購入させるのならば、いろいろとストレスの多いタッチパネル方式のタブレットよりも同価格帯のノートPCのほうがいいのではないかと思う。しかも、OSがAndroidでもiOSでもなくwindowsという選択。Androidのほうが強制購入の負担が少なくて済むのではないか。

情報教育というと、どうしても事務処理に必要なソフトの操作方法の教習が頭に浮かぶので、それらのためにwindowsタブレットなのだろうか。実際、WordやExcelwindows以外のタブレットOSでは互換ソフトしか使えないからwindowsタブレットはもってこいだが、それらのソフトの講習をするならタブレットよりは通常のPCのほうが入力しやすくてよい。

そんなわけで、全生徒にタブレットを導入という計画のメリットが正直見えてこない。私が高校の頃、英語教育のためにカセットプレイヤーを机に装備した教室があったが、ろくに使われているふうでもなくプレイヤーも壊れた状態で放置されていた。パソコン教室も時代にそぐわないスペックのパソコンを使用していて、習った内容が役に立つとは思えなかった。それと同じように数年後には誰も見向きもしない分野になりそうな予感がする。パソコンの使い方、ましてや特殊なタブレットという分野の使い方を学校で一斉に教える必要があるのか、むしろ手を出してはいけない流行りもののように見える。

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