はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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過去のメディアへの別れ

ふと気づくと使わなくなっていたメディアというものがある。

未だにUSB外付けドライブと一緒にしまい込んでいるフロッピーディスクドライブがある。ちょうどXPのPCを購入した当時、すでにFDD付のPCというものが無くなりつつあったので外付けで購入した。当時購入したPCは最安値の価格帯のモデルで、そのPCには外付けドライブをつなぐ手段がUSBしかなく、これからは複雑な形状のコネクタから色々な機器がUSBで付けられるのだと時代の変化を感じた。

2004年当時の話で、まだUSBメモリも大した性能では無い割に割高で、対応していないPCも多数あったりしてフロッピードライブでのファイルのやりとりはそれ相応に用途があった。何より、移行前のPCがCD-Rすら作成できない読み込み専門のドライブしかついていないようなPCだったので、ファイルの内容を保存するにはフロッピーか、CFカードというSDよりも大きめのメモリーカードを使うしかなかったのである。当然、作成できるファイルは1.2MB程度のものが限界だった。

新しく購入したXPマシンはDVDは読み込みだけだったが、CDは書き込みが出来た。これでCD-RやCD-RWを利用して大容量のファイルを保存するとか、CDを作成するという新しいデータ保存の選択肢が出来た。ネットカフェなどでのファイルの持ち運びはまだフロッピーを利用していたが、ファイルのバックアップはCDメディアを使うようになった。また、その頃購入したCDプレイヤーがmp3をCD-RWに焼いたものに対応していたので、それに音楽を入れていた。

それから2007年に新しいPCを購入した。そのPCにデータを移行するときは、フロッピーではなく何回もCD-RWでファイルを書き込んだり消したりしてやり取りした。データ移行前のXPマシンのHDDがどれくらいだったかよく覚えていないが、確か二つに分割された状態で合計30GBだったと思う。それを80GBのVistaマシンに移行するために何回もCDを焼いて、ファイルをコピーするわけである。これほど大容量に何のためのファイルを蓄えているのだろうと少し疑問に思ったが、それくらいHDDにため込むファイルは増えていた。

新しく購入したVistaマシンは数年でHDDが満杯に近づいて、まず160GB、次いで320GBの外付けHDDを購入して、溢れたファイルをそちらに入れるようになった。実質は160GBで間に合っており、もう一台は壊れたときのバックアップ用に後で購入したものだ。こうしてどんどん外付けHDDにデータをため込んで、2010年また新しいPCを購入して、こんどはその外付けHDDをUSBで接続して、作成したファイルをまるまるコピーしてデータの移行は終わった。これまでの手順に比べるとあっけないほどにすぐできた。また、新しいPCが到着するまでの間、サブ機として温存していたネットブックにHDDを接続してファイルを処理したりして、HDDさえあればPCが壊れても何かのマシンでヘルプできるという体制にまでなっていることを実感した。

最近はデータのやり取りは外付けHDDやUSBメモリだ。これらは大容量のファイルのやり取りに向いている。何より、CDやDVDを焼く時間よりも迅速に作業が出来て、しかも円盤メディアよりも大容量をやり取りできる。CDでやり取りできるデータはせいぜい700MB程度、DVDでも4.3GB程度しかない。こんなのは消しゴムくらいの大きさのUSBメモリでも入りきる量であるし、USBメモリの方がデータ転送時間が迅速である。だから、最近CD-RとかCD-RW、DVDを使わなくなった。音楽でもmp3状態にしてPCやiPhoneで聴けばよく、やはりCDプレイヤーとともにCD-RWでディスクを作成する機会も皆無になった。

MacBook AirなどはバックアップもUSBメモリで提供されたりして円盤メディアのドライブはオプションなのだそうだ。実際昨今のPCの使い方を見ていると、円盤ドライブは無くてもやっていけるように思える。CCCDだとPCで再生できなかったりするのでCDプレイヤーは手放さないほうがいいというためらいもあるのだが、部屋の隅で持て余しているCDプレイヤーやディスクのスピンドルを見て、こんど処分しようかと真剣に考え始めている。

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