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小泉みつお議員の死

岩手県議の小泉みつおが県立病院で健康診断を受けていたところ、順番を番号で呼び出されたとしてブログで病院に対して悪態をつき、それがネットで反感を買って一斉に攻撃された。そして、東京から岩手県議の為にわざわざマスコミまで取材に来る騒動になった。

渦中の議員はそういった追及に対して逃げ続け、ブログで病院に対する謝罪をしたものの、現地に直接謝罪に赴いたかどうかは不明のため、ネットで余罪追及する人たちの怒りは消えない状態が続いた。そして、最後は騒動の中で自殺しているところが発見された。

この自殺については、発見時の遺体の状況や、発見者の身元などから死因を自殺ではないと訝る見方もなされた。県議当選をバックアップした県内の大物政治家の差し金で謀殺されたのだ、という見方をする者もいる。病院相手に偉そうにふるまっておきながら、この最後なのだから死因をいぶかるものがいるのはおかしくはないだろう。

医療を巡るトラブルや問題の多くは、病院に患者がいるから起こる。

最近は意識の高い学生なるものを嘲笑する論調が人気だが、意識の高い患者なるものも怪しい存在であり、意識が本当に高ければ自己管理して病気にならないはずであるし、適切な判断ができるならば医療者になればいいわけである。それができないくせに、患者が賢こぶって見当はずれに病院の治療方針や運営に対して口をはさむと問題がこじれるのは当然である。この種の意識の高いと自称する患者が医療現場を引っ掻き回しているのが昨今の医療関係の問題の根底にあるのではないだろうか。

だから、医療現場から患者を全面排除した患者のいない病院を作れば、小泉みつお議員のような意識の高い患者様にも満足して頂ける病院ができるのではないだろうか。

少し小泉みつおを悪く書きすぎた。岩手県の皆さん、小泉みつお議員を責めないでほしい。この議員は世間の人よりも少しばかり常識や良識や他者への配慮が欠けているだけなのだ。お客様気分で気が大きくなって、議員という地位も手伝って、かしこぶって病院の個人情報保護対策に対してクレームをつけたものの、それが間違いであると社会的にひろく指摘されると、公的な場での反論が怖くて、表に出て間違いを認めることが出来ずに逃げ回って最後はあんな結果になっただけなのだ。単なる傲慢な小心者なのだ。それ以上の存在ではないから、あまり悪の権化のように言うのは悪いだろう。

さて、同じような行為を日夜全国の医療機関で行っているこまった連中がいまだにいることと思う。医療は接客業で、スタッフがいいなりになって頭を下げて当然と言う論調が跋扈するなら、医療機関は客層を選ぶ事も必要だろう。接客業というのは、その場の雰囲気を作ることも重要だからだ。だから、サービスの品位を下げるような客は客ではないとみなしてつまみ出したり、ときには告訴などして処理してしまう。まともな接客業ほど客を選んでいる。そうは見えないのは、その手法が角を立てないように手慣れた手順で行われているからだ。有名店でも見えないところでは悪い客をバックヤードに連れ出して怖い人に追い払ってもらったり、写真を撮って出入り禁止を言い渡したりしているかもしれないわけである。

それから、客の側が自分が上客であると自称するならば、それそうおうの品位が必要だろう。権力を持った者が一時的な感情から身勝手な言動をとったり、よりによって権力をみだりに動員すると、小泉みつお議員の様に身を滅ぼす事になる。人の上に立つ者と、人の上に立ちたがる者との違いはこんなところで感じる。

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