はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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今を切り取るということ

あるサイトでは、1970年代半ばごろの貴重な国鉄の写真を各種掲載している。それを興味深く見ていると、こんな言葉があった。

 

「今あれこれ写真を撮っている君たち、君たちは今という時間を切り取っているんだ。だから、撮影した写真がたとえピンボケだからと言って削除してはいけない、保存しておくんだ。それが後世の貴重な資料になるんだ・・・」、そんなことが書いてあった。

 

たしかにそれは頷ける面がある。携帯のカメラ機能からデジカメに至るまで、いろいろな写真を撮影してきた。その中には今では取り壊されてしまったアキハバラデパートなどの古い建物が現役の頃の写真もあるし、関門トンネルブルートレインの機関車付け替えの写真や、九州に到着したブルートレインの写真もある。これらは現存しない。

 

日常の中であまり自覚しないことだが、毎日のように見たり経験していると、それがいつまでも続くことのように錯覚してしまうことがある。実際は、人は老化するし、物も老朽化するので、ある日その日常は終わったり別のものに置き換わることで日常は微妙に変化しながら進歩して現在に至っている。

 

明日もまだあるだろう、次回もまだあるだろう、それは本当だろうか。一生の中であと何回1月は来るのか、同じ仲間でその機会はあと何回あるのか、90歳の相手に同じことを言って諭せるか、あるいは自分がその年齢になって諦めはつくのか。

 

そう考えると、もう二度と無いと思っていろいろ写真や映像で記録したり、書き留めるようにしている。そして、それは今しかできない特権を発動しているのだ。