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はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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アイスバケツチャレンジは今だれの番なの?

ひところ一気に流行って、そしていつの間にか沈静化し、今では誰もが忘れかかっていることというのがある。

特に、ネット時代になって情報が一時的に一気に拡散して大流行する割には一気に忘れられて、一時的な退屈しのぎのための消費対象として消費される材料のように使い捨てられるサイクルが短くなっているように感じる。

その一つが今年(2014年)の夏ごろに流行した「アイスバケツチャレンジ」だ。

結局、あれで次々と善意の輪が広がるはずだったわけだが、今、誰が氷水をかぶる番になっているのだろうか。善意の輪は社会の全体に広がりきって、もうほかの人に番を回す必要はなくなったのだろうか。私のところには回ってきていないし、この寒い時期に氷水というのも嫌なので回ってくると困るわけだが、とにかく、現在、誰が誰に番を回しているのかという情報をめっきり見なくなった。

たぶん、だんだんと回される相手が社会的に有名な人たちを指名しつくして、マイナーな人たちばかりになり、その人たちも応じる気にもならないから無視して放置して次に回さなくなって、社会の注目もマイナーな人物には及ばないから、自然と運動自体が委縮して自然衰退したのだろう。

運動が下火になってもALSへの理解が深まったからよいのか?それでは、ALSという神経疾患について知るところを述べよ、などと口頭試問のように尋ねられたらスラスラと回答できるのはどれほどだろうか。もちろん、これを読んでいる読者で回答が浮かばなかったら、結局アイスバケツチャレンジの運動は実を結んでいないということである。

結局、ばか騒ぎのように氷水をかぶってそれで大騒ぎして盛り上がって終わり、あの騒動は所詮その程度だったのではないだろうか。病気なんか本当はどうでもいい。病気への支援をタネにして、ばか騒ぎする口実がほしかっただけだ。

実際、騒ぎの拡散末期には韓国人が反日問題とすり替えるようなことを始めたり、韓国企業がスマートフォンの宣伝に利用して批判を浴びるなど、まったく別の問題に変貌していったのも事実である。

一般の生活をしている市民で、多くは遺伝などの素因もはっきりしないまま突然発症して、呼吸ができなくなるまで慢性に進行性に経過する。多くの神経疾患でも同様のことが言えるが、病気を抱える患者にとっては、病気になるというのは数か月で忘れ去られるような一時的な流行では済まない問題がある。

騒いでいる当事者からすれば、氷水かぶって楽しんで、何か社会的に大きなことをやったつもりになって、それで終わりである。だが、流行が去ってもALSの問題が去ったわけではないし、今後も一定数で新規患者が発生し、そして死に至るという動きが繰り返される。

だから、この種の社会運動は簡単に衰退されると困る。その時代の一時的な流行で盛り上がるが、数年後も同じものが提供されることが保障されないという不安定なものでは困る。だから、多くの福祉は国家がバックについている。そして、チャリティーを一時的な流行にからめるのは得策ではない。その点、毎年開催されている24時間放送の某テレビ番組は、批判が多いが本当は評価すべきなのだと思う。

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