はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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中国人転売屋とは何か

何年前からだろうか。中国人の転売屋が問題になり始めたのは。家電量販店の開店セールで列を占拠して特売品を買い占めたり、粉ミルクやおむつを買い占めて、日本で買ったというレシートを呈示して現地で日本向けの安心して使える商品だとアピールして高値で売るという。

そして、ここ2、3年は正月に福袋を人を雇って大量に買い込んで、列に並んでいるのは中国語を話す集団ばかりで一般人が買えないという不満も見られるようになった。買い占めた後は路上で開封して分別し、袋などを路上に捨てていくという。

はっきり言って、その商売は本当に得だろうか。むしろ、「得だ」というイメージに振り回されて余計な負担ばかり負っているように見える。

小売店は利益が生まれるように売るだろうし、特に福袋は在庫処分程度の物品も多数だ。元々安く売れる事情がある。そんなに得するほど安いわけでもなし、最新の商品でもない。そもそも、中国製造の製品を日本で購入して、それを再度中国に運び込み、しかも日本市場では既に型落ち認定されているものを高値で転売を目論むのは愚かを通り越して滑稽である。

そんなことをしなくても、自国で製造した商品を自国で売ったり、正式に貿易業者として取引した方が最新の商品を安い卸値で大量に調達できると思うのは私だけだろうか。もちろん通関の時の面倒も少ない。正式ルートの取引の方が、転売屋よりも低リスクで収益も高い。

手間ばかりかかっている割には利益の薄そうな商売は、ちょっと前に問題になった中国の各種偽装商品にも言える。

本物の外装だけ用意して、そこに偽物の部品を詰める作業を行い、販売する。偽装品を考案して製造するコストは、かえって普通の完成品を仕入れるコストよりも高そうだ。大量生産する工場でもないようなところで、仕入れた部品や材料から手作業で生産しているのだから、生産効率が悪すぎる。それとも、人件費を算定しないで儲かったと踏んでいるのだろうか。

どの手口も、正攻法よりコストがかかったものばかりで到底儲かるように見えない。手っ取り早い儲け話で頭が一杯で、本当にそれが収支が合うのかすら計算できない連中が、儲けたつもりになって赤字で自滅するコメディー。儲かるっぽいという雰囲気に流されることで、政府のプロパガンダを鵜呑みにしやすい国民性を痛烈に風刺。偽装の浅知恵を披露する、ある種の手工芸品の数々。全ては中国の体を張ったエンターテイメントなのだろう。

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