はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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根掘り葉掘り聞く者の正体

個人的な事柄について根掘り葉掘り聞きだしてくる者は、関わるほど対人関係の障害になる。本当ならば知らなくてもよいようなことをことさらに知りたがる段階で、人間性の根本的な部分でおかしい面があるのだと思う。

中には人に話したくないようなものもあるような個人のことを、情報を得るまでしつこく拘束したり、話さないと後で困ることになるように匂わせたり、手段を選ばずに聞き出す。得た個人情報を紐付して一つのストーリーに組み上げていく。次に、聞き出した者が己の立場をよくするために、得た情報をぞんざいに扱う。もちろんだが、その情報を知らないところで勝手に披露されることについては当人の同意を得ていない。

口では相手のことをよく知っているとか、親しいことをアピールする。そして、自分はその人物とコネがある証拠だと言い張って同等の扱いを周囲に求めたり、情報を聞き出す時には仲良くなるためにいろいろなことを知りたいなどと取り繕う。仲が良いことをアピールする割には、得た個人情報の扱いがいい加減であり、むしろそれは仲が良くなくて切り捨ててもよい捨て駒の立ち位置として見ていたり、個人情報を第三者に披露することで当人を貶めて実質的に悪口を言っているに等しい。

第三者との会話で勝手に持ち出して、相手のことを知っているアピールに使うということは、知らない間に個人的な事情が筒抜けになっているということであり、知り合いでも何でもない人物が自分の名前を使って他者を思い通りに動かそうとしているという気味の悪い事実も認めざるを得ない。

勿論、個人的な事柄を深く知っているということが、それを基に何をされるかわからないという脅威になる。しつこく興味本位で聞き出した情報が、相手の嫉妬心や憎悪をあおるような性質のものを含んでいる場合がある。そのようなときに、深く知った個人情報を基に嫌がらせられる可能性がある。個人情報の当人の社会生活の各所についての情報を把握されている以上、されるがままの状態に甘んじなければ、あちこちに手を回されて社会生活が成り立たなくなるという脅威をはらんでいるのである。

豹変しだすのは情報を聞き出す当事者だけではない。漏えいした情報に触れた第三者も、そこから尾ひれの付いた話を聞きかじった更に第三者も、憎悪の輪に加わることになる。自分には何の落ち度も、身に覚えのあることも無いのに、個人情報を聞き出されたというそれだけで、彼らの憎悪が知らない間に自分に向かってくる可能性があるということだ。

執拗に細かいことを聞き出そうとする者は、センシティブな情報を握るという行為に対して付帯する重大な社会的責任を大抵果たさない。だから、個人情報を聞き出されたときに、相手が「大丈夫、誰にも話さない」などと言ったところで信じてはならないし、もちろん相手がそのような約束はしていないところで勝手に信用しきってもいけない。

根掘り葉掘り個人のことを聞き出そうとする者が情報を得るために執拗に拘束をしてきたとき、根負けして言いなりになる前に思い直してほしい。「そもそも、そんなことを知ってどうするのだろうか」と。

彼らが必死で得ようとしている情報。家族構成、職業、収入、経歴、貯蓄額、下手すればそれだけで本人不在でクレジットカードや保険の契約が出来てしまうレベルの情報だ。近しい親戚のことを思い起こしてみてほしい。これだけの情報について親戚レベルで把握しているだろうか。身内の話を詳しく知らないのに、他人の情報をもっと詳しく知っているということがあるだろうか。そもそも、知る必要があるだろうか。そんな情報を聞き出す理由は何か。

根掘り葉掘り聞く行為に協力したところで、別に相手と仲良くなれるわけではない。単なる興味本位以外の何だというのだろうか。そして、個人の情報、家庭の事情にかかわるようなセンシティブな情報を安易に聞き出して、その内容であれやこれやと他の家庭と比較したり妄想して楽しむ欲求を満たすために情報を聞き出しているのだから、情報を差し出せと言っているに等しい。根掘り葉掘り聞き出そうとしている相手の存在は、そこまで軽々しく扱って許されるものなのだろうか。無反省に行われる詮索は失礼な行為そのものであり、馬鹿にして軽んじている以外の何でもない。

そのような見下した態度をとられて、それに応じたり許容する必要は無い。詮索を拒絶して悪化する対人関係は、ぞんざいに個人情報を扱われることによって受ける損害に比べればはるかに軽い。そんなことを知ってどうするのかと恐れずに言い返す勇気も必要だろう。所詮、私たちの社会生活を馬鹿にして軽んじているから、そんな行為に及べるのだ。あるいはブーメラン的に、聞き出している者の社会的存在自体が耐えらえないほどに軽いのかもしれない。