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はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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「最安値」のネットショップの実態

PC Life

価格.comを見ていると、さまざまな分野の商品でことごとく最安値で出品している業者を見かける。これらの店は格段に安いというわけではないが、amazonや大手家電量販店よりは安値で商品を販売している。つい安値に惹かれて注文しようとしてしまうが、業者の名前を聞いたことがないので躊躇するということはないだろうか。

この種の業者は、ともすれば代金だけ受領して商品発送をしない詐欺業者かもしれないと警戒しがちである。実際、商品の代金の払い込み先が銀行口座で、名義が業者の法人口座ではなく謎の中国人の名前というところは怪しんだ方がよいだろう。ある人の説では、離日する留学生の銀行口座を買い受けて悪用するシンジケートが中国の上海にあるようだ。

しかし、払込先が法人の口座で、住所のところをストリートビューで見てみると、実際それらしき業者があるという場合がある。その詳細を見ていくと、確かに安値で販売してもおかしくないかもという要素があることに気付く。例えば、店頭販売をしないか、店頭では商品受け取り程度しかせずに、実質倉庫からの発送に特化している業者は店舗運営のコストはネットショップの対応だけで済む。支払方法も銀行振り込みか代金引換便を利用するならば、クレジットカード決済の手数料の分を値引きで還元できそうだ。

そして、ネットでどれだけ広告をしようがネットショップは乱立していて、検索上位も大手ネットショップが並ぶ中で彼らの巨大なシェアに対抗するには、安値にして価格サイトでの上位に入れば宣伝効果がある。他店の価格を見て1円単位で引くだけでも効果がある。 価格.comの上位に入っている店舗はリアルタイムで情報を監視しているのか、こまめに価格を1円単位で調整している。

また、「聞いたことがない業者」でもネットショップ以外に本業がある場合がある。ある見慣れない名前の通販サイトは運営会社がドスパラの会社だったり、あるいは、おそらく企業のコピー機やファックスのリースと消耗品補充などが本業とみられる会社もある。こういったところならば物販サイトを部門として併設してもおかしくない。

価格.comのサイトの価格変動履歴を見てほしい。ほぼ特定の業者がリアルタイムで価格を調整している。これだけこまめに価格を監視する仕組みがどうなっているのかという興味がわく。販売品目は売れ筋ばかりという目利きぶり。そして、絶えず商品が欠品してランキングから消えては補充したのか復活して、再度ランキング上位に食い込む。不良在庫も少なそうだ。そこまで売りさばいて年間の売り上げや利益率はどれほどなのかという点にも興味がわく。価格.com上位占有ビジネスは、品ぞろえや宣伝規模が大手企業に及ばないような中小ネットショップの強力な切り札のようだ。

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