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はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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漂流家族の2015年現在

社会

当ブログのアクセスが多い記事で、「漂流家族」という2009年に放送されたドキュメンタリーのその後を知ろうとしているユーザーが多数来訪している。

住居のローンが支払えなくなり退去する羽目になって、自治体の援助で住宅が提供されるのをいいことに北海道の移住プログラムに応募した埼玉在住の一家。現地住民の牧場主に保証人になってもらって住宅を新築するものの、北海道での仕事がうまくいかずに住宅の支払いを再度焦げ付かせる。そこで、返済の出稼ぎという名目で埼玉に戻ったものの、結局北海道の住人への借金の返済は一切行わないまま。最後は、北海道の家は手放して借金の貸主である牧場主の所有として牧場主が代わりに債務を引き受ける、そんな展開の後に一家の母親が失踪という胸糞の悪い展開だった。

このドキュメンタリーから5年以上が経過して、その一家がその後どうしているかについての情報を詮索しようとしている者がいるのだ。この辺の情報は、別に当ブログでなくても家族のFBのページのURLなどが他のサイトで小出しにされているし、それを基に調べてみるとそれっぽいソースに接することができる。だから、ある程度の事は知っているし、その手のまとめサイトに列挙されている通りなのだと思う。

ただ、その種の情報を知ったところで当ブログではあえてそれを暴くように書かないことにしようと思う。そもそも、そんなことを知ってどうするのだろうか。ドキュメンタリーに取り上げらえたとはいえ、一般人である。その一般人が取材に同意していない範囲の私生活の内容を、ことさらに暴いたり知ろうとする行為は人権侵害と言われればそれまでだろう。

忘れてはいけないのは、あれはテレビ番組だったのだ。すべてを映して伝えていたわけではない。取材に際して、映す範囲と映さない範囲というのは当然同意事項として決められていただろうし、それによって編集側が恣意的に演出していた可能性も否定できない。だから、あのドキュメンタリーの胸糞悪い展開がどこまで本当かと言われれば、正直わからない。大体、2009年の部分は放送しないで、2000年のところでやめておけば、この番組は一家で自然の中に移住したというアットホームな展開になってそれで終わりだったことだろう。意図的に片方だけ放送する方法もあったし、両方流したのも意図的だったかもしれないのである。

そして、この一家があのドキュメンタリーの通りに保証人の牧場主をないがしろにしていたとしても、今更それを責めることはできない。ドキュメンタリーの内容によると、浜頓別の放棄された家の権利は保証人だった牧場主に移転していて、残債を牧場主が引き受けている。牧場主本人がそれに同意したのであれば、当事者以外が口をはさむことはできない。

どれだけ義憤に駆られて、例の一家に危害を加えるような馬鹿な真似をしたところで見当はずれな加害行為であるし、牧場主がかわいそうだと本当に思うのであれば現在も売りに出ている例の家を買い取ってあげればよい。

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