はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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通信容量制限時代にクラウドは不便!

昨年ごろから出回り始めた安価・軽量でストレージは少な目のノートPC。各社似たようなスペックであり、ストレージの少ない分はネット上のクラウドのサービスを使ってファイルを保存すればよいという説明がされている。この種の端末のレビューをしているブログや動画も、クラウドがあるからHDDの容量は少なくて良い、クラウドは快適だと言っている。

だが、クラウドはかなりのくせものであり、クラウドがあればHDDの容量は気にしなくてもよくて便利という理論は机上の空論だと思った方が良い。これは日本のネット環境に由来する事情もある。

まず、クラウドに備蓄できるファイル容量には上限がある。Eeebookなどにはクラウドの利用権が期間限定で付属しているが、それでもせいぜい500GBしかない。容量に関しては大容量を有料で確保すれば実質無制限なのかもしれないが、その費用で外付けHDDがメインとバックアップ分も含めて購入できてしまう。先日1TBのバスパワーHDDを購入したが、7000円程度だった。500GBならもっと安価だ。数年間使用して、この実物のHDDを下回るコストでないと、利便性があるとは言えない。

また、大容量利用できようが、そこに何でもファイルを置いて万全に準備しようが、ネットの接続ができない段階で利用できない。このネット接続環境が最大のネックである。

X205は無線LANでネットワークに接続する仕様になっている。2015年現在でwifiクラウドが確実に使える環境は、自宅で光回線を契約してwifiルーターで中継する環境だろう。あるいは、職場でそれを提供している環境があって、そういった場所の中だけで利用するときだけだ。外出先で利用できるようなwifiルーターを確保しているユーザーだとしても、利用できる数GBの容量制限に引っかかる可能性やエリア外の地域に行く場合がある。通信容量制限は年々やかましくなっている。

だから、クラウドに依存した端末が快適に使える場所というのは限定的である。だが、外出しないで限られた場所で使うにとどまるのであれば、クラウドでなくてもUSBでHDDを接続したほうが転送速度も速いのではないだろうか。この種のPCのネットの転送速度よりはHDDの転送のほうが速い。手持ちのHDDにはwifiのエリア外も通信制限もない。

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