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はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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宇治上神社のマナー貼り紙問題に思う

京都の世界遺産宇治上神社が子供連れのマナーに対して苦言を呈する貼り紙を掲示して称賛の声が上がっている。その内容については検索でもすれば出てくるだろうし、マナーが改善したら神社も撤去するだろうから殊更あちこちで拡散することではないと思うのであえて転載しない。

寺社は宗教施設である。その宗教の教えを持つ人たちのためにある場であって、そこに行く者は客でもなんでもなく、その教えを尊重するという条件のもとに入ることが許されているに過ぎない。寺社の施設に入る権利を当然のように主張する一方で、肝心の宗教の内容は一切尊重しない者は遠慮なくつまみ出せばよい。宇治上神社が主張している通り、寺社は接客業ではないので、マナーの悪い者に我慢の必要はない。それに対して逆上する者のほうが、礼拝所不敬や説教妨害という犯罪に該当する可能性すらある。

宇治上神社は子供連れのマナーに苦言を呈したが、高齢者も問題である。

寺社で撮影禁止の場所があるだろう。文化財保護の観点で光を当てないとか、本尊摸刻に該当したり神体の魂をカメラに抜かれるという宗教的な観点で撮影禁止にしている。ところが、そのような場所で平気で撮影している者がいる。大抵は70代くらいの高齢者だ。

注意すると、撮影する権利を主張したり、年下が生意気だと逆上しだす。こちらもお寺の信仰をなぜ尊重できないのかと声を強める。揉めているところにお寺の人が来る。そして、カメラの機材を見て私よりも激怒して、老人はどこかに連行されて行った。こんなことが度々ある。

高価そうな機材を買うだけのお金は持っているし、他人に対して傲慢になれるだけの社会的立場があるというのに、お寺の信仰を尊重する常識は持ち合わせていなかったようだ。彼らは自分たちの数年後の葬式は誰に頼むのだろうか。尊重できない寺社のお仲間に当たる寺社に頼むのだろうか。もちろん、葬儀の風景や遺体をバチバチ写真に撮影されても文句は言わないのだろう。悲しんでいる風景を指さされてゲラゲラ笑われても。

実は、宗教的とか一般的常識以外の理由で、古寺名刹で風紀を乱さないほうがよい理由がもう一つある。実は、彼らの背後には面倒な人たちがいる場合が多い。代表が皇族や貴族の末裔というのはよくある話である。また、元々周辺で自給用の耕作地にしていたところが、現在では風情を好む富裕層向けの宅地として貸し出されているところがある。そのようなところでトラブルを起こしたり、不用意にカメラを向けると、面倒な人たちと係争を抱えることになる。

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