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ポータブックXMC10が出たが

キングジムが折り畳みキーボード搭載の8インチPC「ポータブックXMC10」を発表した。2008年にポメラが登場して以来、あれでPCのOS搭載だったら面白いのにと思っていたら、本当に実現したのである。2009年ごろに事務用品の外商の人から売れていると勧められたが、既にネットブックを購入していたし、テキスト入力だけでは物足りなかったので結局買わなかった。あのポメラがパワーアップしたようなものが登場したのである。

スペックを見てみると、ASUS X205のようにwindowsタブレットをラップトップ形状にしつつ、さらに天板のサイズをコンパクトにしたという感じである。ひところのネットブックより小さいが、画面解像度はそれよりも高い。この程度なら、windowsタブレットでもキーボードがつけられるモデルは普通に存在している。

面白いのは、このブログだけでなくて方々のブログで書かれていた小型機種への不満点にいちいち答えているかのような仕様だ。

windowsタブレットだって、アナログディスプレイポートを外付けしたり、USB端子からUSBメモリを接続することは可能だった。ただ、ケーブルがいくつも必要であるし、給電しながら使えない場合があった。私の場合は、windowsタブレットに各種ケーブル別途購入、Bluetoothキーボード接続という選択肢はやめて、楽に使えるレッツノートRZ4を購入した。

「ポータブックXMC10」はアナログディスプレイポートとHDMI端子がついているので、持ち出した先で大画面に接続するときに特別な配線や工夫を要しない。1つだけだがUSB端子がついているので、そのままUSBメモリなりHDDなりを接続できる。ストレージは少ないので少数のアプリケーションを入れたらOSのアップデートすらできるか不安だが、microではない普通のSDを挿入できるようだ。キーボードは日本語配列なのだが、製品の写真を見ると平仮名を省略している。レッツノートでも英語キーボードを求めている人が一定数いるようなので、そのような層に訴求しているのだろう。

また、ラップトップ形式で小型軽量というのも使用のメリットがあるだろう。大きなPCだと携行するうえで重いし天板の大きさがネックになってかさばる。使うときも鉄道や飲食店の小さなテーブルだと広げにくい。タブレットにはスタンドがあるが、不安定な場所では使いづらい。そういった不満は11インチのPC時代ですらも感じてきたことなので、小さいなら小さいでメリットはある。

用途としては、出張先でスライド等を提示する必要がある人物が、最小限の構成でデータを持って行って発表したり、USBメモリでデータを受け取って確認したり、出先でメールの応答をしたり調べ物でネット接続するという軽い用途のようだ。

この機種を講演や出張講義などでプロジェクター接続して使うために購入するならば、やめたほうがよいかもしれない。バッテリーは理論上5時間だから、実際は2時間半ほど使ったら電池切れだろう。移動途中で少し使ったら、講演中に電池切れになるかもしれない。そこで給電する必要があるのだが、マイクロUSBケーブルでの給電となる。

ところで、コンセントはケーブルの届く範囲内にあるだろうか。キングジム電源ケーブルが重量があってかさばるという理由でUSBケーブル給電を選択した。だが、肝心のコンセントがPCの位置から離れたところにあるなら、普通のPCの電源ケーブルのほうが有利である。手元にコンセントが無くて、足元とか離れた場所とか、1m以上の所にあるところが普通だと思うのだ。延長コンセントを持ち運べば問題解決だが、そうするのであれば結局合計重量は普通のPC一式と変わらないかもしれない。レッツノートRZ4の場合は合わせて1㎏程度である。

最小限の構成で割り切って携帯するPCという触れ込みの「ポータブックXMC10」は、用途を限定する割には価格が8万とか9万とか高価である。既存の安価なキーボードドックつきのwindowsタブレットや、11インチ前後のMacwindowsのPCを妥協して使うのも悪くないと思う。

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