はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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小型化の美学

博物館で昔のコンパクト文具が展示されていた。筆や墨を持ち運びやすいサイズにした機能性に感心する。そのうえで入れ物の蒔絵とか、蝶番などに装飾品的な要素も持たせていて、文具に限らずこの時代の小型の物は職人の技能アピールの面が強い事を感じる。ただし実用性は劣る。コンパクトにした分の耐久性が落ち、それを補うための素材や構造の改善は科学技術の進歩を待つしか無かったからだ。

今、スマートフォンを充電しながらこれをテキストエディタで書いている。充電のACアダプタと巻取り式のUSBケーブルは小さく収まるものを選んだおかげでポケットにすんなり収まる。かつての携帯と充電器以上の小型化と、PCでやっていた処理の一部が手の平サイズで可能になった。

この場合の小型化には職人の技能アピールは無い。壊れやすい繊細な細工も無いが、持ち運ぶことによる生産性向上の面に注目すると、実用性で優れている。

携帯やスマホ世代より以前のPC中心世代の発想だと、小型化するのであればPCを極力小型軽量のものを持ち運び、それでも重いとタブレット、それがいよいよ重くてかさばるというなら、最後はPCに類似したwindows phoneという流れにしたほうが小型化の美学のようなものに沿っているとは思う。いきなり電話の拡張OSに過ぎないandroidが行き着く先というのは物足りない。あのサイズ、手の平サイズのPCが使いたいという願望がある。

しかし、windows phoneはアプリがイマイチで、結局苦労した末に実現したことはandroidでできている始末であるし、iPhone系では端末内のファイル操作が困難であるから、androidは実用面でのスマートな小型化の姿なのだろう。

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