はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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誰でも簡単にネットでお金儲け!(笑)

webサイトが作れると、たまに意味不明の質問を受ける。その典型例がwebサイトでお金儲けする方法を教えろというものだ。もちろん、ホームページやブログなど媒体は各種あるのだが、そんなことを聞かれても知っているわけがない。

そもそも、仮にそんな方法があったとして、それが末端の者にまで伝わってくる頃にはノウハウが社会全体に行き渡っている。そうすると、先駆者が既に市場で大きなシェアを得ているだろうし、収益は大抵はそういった部分に集まることになる。もちろん、末端レベルまでノウハウが行き渡ったら皆がそれを実行し、陳腐化する。市場はたちまち飽和状態になって所詮零細の素人参入者の一人当たりの取り分は少なくなるに決まっている。もちろん、先駆者は沢山のユーザーや収益を得る試行錯誤によって、既知のノウハウ以上に新しい知見を蓄積しているから、取り分の格差が増大して零細の新規参入者はいずれ行き詰まる。

要するに、現実社会と同じような理屈でユーザーも資本も特定のところに集中するようになっている。ネットで少しばかり聞きかじったような内容で、無知の素人が簡単に実行できるような内容で、自分自身の現実社会でのしょぼい実態を挽回できるような実績をネット世界で出せるわけが無いのである。

こういった行為にはもう一つ問題がある。それは、相手から巨額の利益を得る方法を聞き出そうとしているのに、その基となる方法に金を出し惜しみすることだ。ノウハウを無料で聞き出そうとしたり、そこから先のサイト構築を無料でやらせようとする。ここまでくると、要するに他者を無償でこきつかって、自分は巨万の富を得ようという考えが透けて見える。ネットで自己実現したいなどという妄想まがいの発想と併せて、まったくもって考えが甘いのではないだろうか。

しかも大抵、こういった教えてクレクレは結果の万全性も求めてくる。無料で確実に儲かる方法を教えろ、とくるのである。だから、先の二点と合わせて三重に呆れる。当たり前だが、そんな方法を知っているわけがない。ところが、そこまで金銭的に切羽詰まっていると、知らないと返す行為は知っていることを隠しているという邪推を生むようで、その答えなるものを得るために長時間軟禁してきたり、何度も何度も同じ質問をしつこく繰り返してくる。

ネットでお金儲けみたいな怪しいバナーが時折一部のサイトに掲載されている。正直、あんなものを誰が信じるのだろうと思うのだが、あの主の怪しい事業者の周囲には自己肯定感の低い、スキルも誇れる経歴も収入も無いような連中が集まって、何もできないくせにネットで一発逆転する妄想を炸裂させているのだろうと思うと堅実に生きていこうと自分の路線を再確認してしまう。