はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

ADs

柳原病院事件に思う

足立区の柳原病院で乳腺外科医がわいせつ行為をしたとして訴えられて一審無罪となった事件は控訴審まで行くようである。

一部では柳原病院が民医連経営という理由で有罪扱いしている者もいるようだ。だが、本事件については民医連であることは関係無い様に思う。逆に、病院が医療に思想を持ち込んでいたら絶対有罪判決だったと思うのだ。

標準的な医療者の判断に基づき、標準的な治療をきちんと実施し、その流れで生じたせん妄症状で説明つく事象だったから、無罪判決だったのだろうし、せん妄ごときで有罪になったら被告の医師がかわいそうという世間の多くの医療者の予想通り無罪判決になったのだ。

この事件の被害者はポルノ女優だったそうだが、その事を考えると尚更被告の乳腺外科医は名医に思えてくるエピソード満載である。

ポルノ女優は乳腺外科医が患部以外の写り込んだ写真を持っていたと主張しているが、職業上整容を重視して全体と比較したバランスを綿密に検討したのだろう。唾液成分を問題視しようにも、術前に話し合ったり、そこでくしゃみや咳き込めば多少成分は付着する。消毒後の術野に唾液成分があろうとも、殺菌できればいいので唾液成分の付着は問題視されない。

かくして、柳原病院事件の乳腺外科医はなるべくして無罪になったのである。警察の杜撰な検体管理やポルノ女優の証言が二転三転したことはハプニング的なものであって、大筋の段階で有罪判決とするには無理がある案件と言える。

件のポルノ女優は腫瘍が再発しているが手術出来ないと主張して哀れみを買おうとしている。その再発の診断をした医療機関で摘出手術すれば良い。そもそも、それも柳原病院の時のような妄想かもしれない。

医療を受けるのは権利であって義務ではない。だから、再発したら柳原病院以外で手術受ければよい。都内に病院などたくさんある。もういっそのこと無麻酔で手術すれば余計なトラブルは減るだろう。