はてなの決心高度

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。

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犯罪者続出のUber Eatsが従来の出前に勝てない理由

Uber Eats労組結成の矢先に早速配達員がトラブルを起こした。

あるIT評論家の自宅につけ麺を配達するも、配送時間が大幅に遅延し中身もグチャグチャで受取拒否された。そこで配達員は食品を評論家のマンションの共用部分に廃棄し、それを評論家が発見してtwitterに掲載したのだった。

マンション内に捨てるという行為に非難が集まったほか、この事件の気味の悪い点は、問題提起をした評論家のtwitterUber Eats配達員の仲間が次々と執拗な攻撃や脅迫を仕掛けたことだった。中には元チンピラである経歴をちらつかせた配達員が登場したり、騒動それ自体が評論家によるでっち上げだという主張をする配達員まであったという。

この段階でUber Eatsなどというサービスを利用してトラブルが起こると、利用者が怖い目にあいかねないというイメージが定着した。Uber Eatsを知らない一般人にもサービスの実態が知れ渡って広告効果として絶大だったためか、Uberは評論家のアカウントに攻撃を仕掛けた配達員を必死で特定し、配達員資格を剥奪した。自転車で自分が作ったわけでもない食事を運ぶお駄賃欲しさの物乞いから、ただの自転車に乗った物乞いにグレードアップしたわけである。

新しい働き方だか何だか知らないが、Uber Eatsなどよりも普通の出前のほうがまともということ、新興スタートアップ企業などよりも従来の町の出前やってる飲食店のほうが、食事を捨てたりしないし、揺れ対策も万全に届けてくれるという点で、はるかにUber Eatsなどよりも進化した業態ということが見直されてしまったのだった。よくよく考えてみれば、出前バイクの荷台は50年以上前から揺れ対策の製品が出ているし、ロードバイクUber Eats配達員が自己陶酔している間に食品運搬の技術は野暮ったい形ながら堅実に食品を保護してきたのだった。

出前バイクの揺れ対策荷台の名前はマルシン出前機という。自転車用もある。オリンピックの聖火リレーで日本の悪路でトーチが消えないように運んだ実績もある。そのころから食事を安全に運んでいるので、日本のUber Eatsユーザーは汁物がこぼれないことや食事が崩れていないことが当たり前であり、ぐちゃぐちゃで運んでくるUber Eatsははじめから勝てない。そして、料理代配達代込みで考えると、出前してくれる飲食店の食事は価格が良心的で中身もおいしいところが多い。味でも運搬技術でもUber Eatsは日本で戦うには厳しいのである。