はてなの決心高度

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選挙恒例の不正選挙SNS祭りに思うこと

SNSで名物となりつつあるが、毎回選挙のたびに開票結果が不正選挙だとか票の集計が細工されていると一時期のオウム真理教のように主張する連中が出てくる。大抵は政権批判をする極端な思想の持ち主が多く、SNSのプロフィールを見ていると大体支持政党が絞れるレベルである。

選挙ごとに不正だと騒いでいる連中は、仮に自分たちが支持している社会全般からは到底受け入れがたい主張の候補者が民主主義の欠陥で国民の審判をすり抜けて当選してしまった場合、20時で大体正確に当確を報じる開票速報が出たとたんどのような行動に及んでいるのだろうか。

それを考えるとゾッとする。歓喜して反対勢力狩りをし、それが無罪で済むとでも思っていそうである。現政権や現知事を口を極めて選挙不正をしたと批判するのと同じ手法で、反対勢力の人権や多様性を蹂躙するような発言をして、それが許されると思っているのだろう。選挙でなくてもすでに、人権を標榜する連中が人権を蹂躙したり、多様性を標榜する者が多様性に不寛容だったりするので、それは十分予想のつくことである。

今はSNSで自陣営に不都合な主張には耳を傾けなくて済む。こうして、情報がタコツボ化した先には、自分たちの耳に心地よい情報や自分たちが絶対的に正しいという情報ばかりになる。閉ざされた情報の中では自陣営が絶対勝つ筈だから、そりゃ落選とか全く有権者から選ばれていないという現実を突きつけられた時の社会に対する怒りは半端ないのである。

本当に人権を重視したり多様性を尊重する者であれば、そういった自陣営の主張と世論との乖離に直面した時には、なぜそうなったのか考えて自分たちに至らない点があれば反省して改善するだろう。ところが、昨今SNSで暴れまくっている連中を見ていると、まるで一時期のオウム真理教の様に社会との隔絶を暴力やテロに及んで服従させることによって埋めんと欲している節がある。

選挙後にSNSで不正選挙で検索して出てくる、おバカさんの電波発言は抱腹絶倒ものではあるのだが、これが恒例行事になっているあたり民主主義の危機を彼らが引き起こしている可能性を疑いふと笑いが止まって背筋が凍るのである。

その昔、連合赤軍の幹部が山の中で逮捕されたときに、「東京で何か起こってないか」と言ったそうだ。彼らの計画では信者の学生団体が都内で一斉蜂起して武力革命が起こっているはずで、そう信じていたが現実は皆踵を返して逃げてしまい何も起こらなかったのだ。隔絶した情報の中で誤ったものを信じている連中は、この連合赤軍のテロリスト達と何ら変わらない。開票速報の後で革命は起こらないのである。